国立科学博物館では遺伝資源コレクションの充実とDNA等を扱う実験環境整備のために分子生物多様性研究資料センターを運営しています。今回、コレクションの管理・充実とセンターの運営支援を担う研究員を募集します。

特定非常勤研究員(特定有期雇用職員)募集案内【筑波地区】       令和7年1月17日公開

1.職名 特定非常勤研究員(特定有期雇用職員)
2. 職務内容 分子生物多様性研究資料センターのコレクションの維持管理・拡充及び分子生物学実験室の運営管理(共有試薬・機器類の調整・管理、シーケンサーの管理等)

変更の範囲:当館の指定する業務

3. 採用予定数 1 名
4. 勤務地 独立行政法人国立科学博物館 筑波地区
(茨城県つくば市天久保4−1−1)

変更の範囲:変更無し

5. 契約期間 令和7年4月1日又はそれ以降のできるだけ早い時期〜令和8年3月31日
年度単位で更新する場合がある。契約の更新の有無については、本人の勤務実績、当館の経営状況及び従事する業務の必要性等を勘案して決定する(国立科学博物館特定有期雇用職員就業規程により最長5年)。
(令和7年4月1日採用の場合、最長で令和12年3月31日まで)
ただし、満65歳に達する年度の末日を雇用上限とする。採用時に満65歳以上の者については令和7年度末までを雇用上限とし、更新はしないものとする。
6. 資格・条件
  • ・博士の学位を有すること(着任までに取得見込みを含む)。
  • ・動物もしくは植物・藻類・菌類のいずれかを対象として、野外採集・標本作成及びそのDNA解析用試料作成が可能なこと。採集した試料あるいは収蔵標本を用いたDNA解析を含む研究を自ら及び館内の研究員と共同で行うことができることが望ましい。
  • ・サンガーシーケンシングなどの一般的な分子生物学実験の実務経験があること。DNA実験室の管理経験、次世代シーケンサーを用いた実験・解析の経験のいずれかあるいは両方がある方が望ましい。
  • ・館内外の者と協調性をもって作業ができること。データや試料の管理方法などに助言できることが望ましい。
7. 勤務日等 週5日勤務(月〜金曜日)
8:30〜17:15(うち休憩60分) 週38時間45分勤務
※業務の都合により土・日・祝祭日・年末年始に勤務する場合あり
8. 休暇 年次有給休暇 就業規程に基づき付与
特別休暇 就業規程に基づき付与
9. 給与 日給:12,500〜16,800円前後(学歴、職歴等を勘案して支給)
通勤手当 支給要件を満たした場合は、規定により算定した額を支給(上限あり)
住居手当 支給要件を満たした場合は、28,000円/月を限度に支給
年度一時金  支給要件を満たした場合は、年度末又は退職時に支給
期末・勤勉手当 支給要件を満たした場合は、年2回支給(6月・12月)
超過勤務手当  超過勤務を命ぜられ勤務した場合に支給
10. 社会保険等 厚生年金保険、健康保険(共済短期)、雇用保険に加入。労災保険適用有。
11. 応募書類 下記(1)〜(5)の応募書類を下記提出先に電子メール又は郵送にて提出願います。

(1)当館指定の履歴書 (Excel形式:56KB) 1部
※見開きA3(A4サイズ2枚でも可)。必ず写真貼付してください。
※記入例・作成上の注意については「記入例・作成上の注意(PDF:155KB)」をご参照ください。

(2)研究業績目録 1部
業績は論文と著書に分け、論文は査読有りと査読無しに分けて記載してください。

(3)現在までの研究概要と職務の抱負 A4紙2枚以内
研究概要には、これまでに経験した具体的な実験・解析手法などを含めてください。
特に共同研究や外部受託サービスを利用した場合には、応募者自身が実際に担当した範囲がわかるように記載してください。

(4)これまでの外部資金獲得状況

(5)応募者について照会できる方2名の氏名と連絡先

12. 応募方法
  • ・当館指定の履歴書及び応募書類一式を下記提出先に郵送又は電子メールにて提出願います。
  • ・電子メールの場合、全ての応募書類をまとめて、パスワードを付したPDFファイルを添付して送信してください。メールの件名は【特定非常勤研究員応募_氏名】としてください。
    応募書類を確認した後、受信確認メールを送付します。2〜3日以内(土日祝日除く)に受信確認メールが届かない場合は、お問い合わせください。
  • ・郵送の場合は、封筒に「特定非常勤研究員応募」朱書きし書留で郵送してください。
  • ・当館では、個人情報保護の観点から応募書類は次のとおり取り扱いますので予めご了承ください。
    1. 1)提出書類は選考以外の目的には使用しません。
    2. 2)提出書類は選考後に当方にて適切に処理します。なお、書類の返却を希望する場合は、返信料に相当する切手を貼った封筒(宛先記入)を同封してください。
13. 面接等 審査の過程で対面またはオンライン形式での面接及び口頭による研究内容、職歴等の発表をお願いすることがあります。面接の対象となる方には後日電子メールにてご連絡差し上げます。対面形式の場合の旅費・滞在費は応募者の自己負担としますので予め御了承ください。
14. その他 令和7年度は3名の特定非常勤研究員が協力して業務を行っていく予定です。
採用者には、着任前に引き継ぎに来ていただく場合がありますが、その際の旅費・滞在費は当館で負担します。
特定非常勤研究員は、センターのシーケンサー(ABI3500xL、MiSeq、MinION)およびqPCRやTapeStation等の関連機器を使用できます。また必要に応じて走査型電子顕微鏡等の館内設備も利用できます。科研費応募資格や外部資金の獲得、業務エフォートなどについては下記問い合わせ先にメールで照会してください。
15. 応募締切 令和7年2月4日(火)17時必着
16. 応募書類
提出先及び
問い合わせ先
〒305−0005 茨城県つくば市天久保4−1−1
独立行政法人国立科学博物館 分子生物多様性研究資料センター
電話:029-853-8152
電子メール:manabe[at]kahaku.go.jp({at}を@に換えて送信してください。)

分子生物多様性研究資料センターの詳細は以下よりご確認ください。
分子生物多様性研究資料センター

arrow 採用情報のトップへ戻る