2008年ノーベル賞受賞記念展企画

記念展の目的

 この展示では、2008年ノーベル物理学賞3人、化学賞1人の計4名の受賞者について、その素顔や業績について、解説パネル及び受賞者にゆかりのある資料により紹介する。併せて、前回の受賞から6年がたっていることもあり、改めてノーベル賞に関して広く理解を図るために、ノーベル賞そのものの歴史や意義、過去の日本人受賞者の素顔や業績を紹介する。
 今回受賞された4名を含め、合計13名の日本の科学系ノーベル賞受賞者の偉業を展示により広く紹介することで、青少年をはじめとした幅広い年齢層の来館者に対して科学技術に対する興味関心を喚起し、理解を深めてもらうことを目的とする。

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○ 開催期間
平成20年12月25日(木)~4月5日(日)
○ 主催
独立行政法人国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
○ 特別協力
名古屋大学博物館、名古屋大学附属図書館
名古屋大学大学院理学研究科物理学教室素粒子論研究室(E研)
○ 開催場所
国立科学博物館 地球館2階理工展示室入口スペース
展示

I. 2008年日本人受賞者(パネル解説及び資料)

【物理学賞】

南部 陽一郎氏
・・・「素粒子物理学と核物理学における自発性対称性の破れの発見」
益川 敏英氏
・・・「クォークが自然界に少なくとも三世代以上あることを予言する、対称性の破れの起源の発見」
小林 誠氏
・・・「クォークが自然界に少なくとも三世代以上あることを予言する、対称性の破れの起源の発見」

【化学賞】

下村 脩氏
・・・「緑色蛍光タンパク質GFPの発見と開発」

II. ノーベル賞とこれまでの日本人科学系受賞者(個人別パネル解説)

  • ノーベル賞とは?
  • これまでの日本人科学系受賞者9名の業績紹介(科学系以外の受賞者も概略を紹介)

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