[ 企画展 ]
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クレマチスはキンポウゲ科センニンソウ(Clematis)属の植物で、19世紀の初めにシーボルトらにより日本原産のカザグルマ、中国原産のラヌギノーサやテッセンなどがヨーロッパに渡り、種間交配が行われ、大輪系の数多くの品種が生み出されました。 当園では絶滅危惧種カザグルマの保全を中心に、ラヌギノーサ、地中海沿岸の野生種ウィティケラ、およびこれらを交配したジャックマニーの4系統をもとに、現在では、これらの系統別の整理は困難ですが、ここでは上記4系統のほかにそれらの八重咲き品種とフロリダ(テッセン)系と、テキセンシス系、インテグリフォリア系、アルビナ(アトラギネ)系、モンタナ系、およびその他にわけて展示解説しています。
カザグルマの変異と保全
北は秋田から、四国、九州に至るまで27都府県の人里近くに自生する。中国東北部から朝鮮に分布。朝鮮産はごく早咲き1期開花性が強く、日本産は花色、がくの毛、花被片の幅、花期など変異が大きい。
浜松市金指産、岩間押辺産、土岐産
原種からさまざまな品種が生まれました <約200種類、1200株を展示しています>
開花株は時期によって異なります。ご了承ください。