日本結晶成長学会が収集し、国立科学博物館にて保管されている標本をはじめ、歴史的に貴重な人工結晶を公開します。人工結晶は宝石や半導体などの機能性材料としてめざましい発展を遂げてきましたが、それはその製造方法の改良と改革の歴史でもあります。人工結晶のきらめく美しさや不思議な機能性・物性とともに、結晶を作り出してきた人々の知恵と工夫の積み重ねを感じ取っていただければ幸いです。
期間 | 2014年10月28日(火)~2015年1月12日(月・祝) |
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時間 | 午前9時~午後5時、金曜日は午後8時まで ※ただし、1月2日(金)は午後5時まで。入館は閉館時刻の30分前まで。 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は火曜日)、 12月28日(日)~1月1日(木・祝) ※ただし12月22日(月)、1月5日(月)は開館。 |
場所 | 地球館1階(レストラン下)南側スペース |
料金 | 一般・大学生:620円(団体310円) 高校生以下および65歳以上は無料 |
主催 | 国立科学博物館、日本結晶成長学会 |
近代結晶学が誕生して約100年、23ものノーベル賞受賞につながるほど科学技術の発展に貢献してきました。その業績を記念するため、国際連合の総会は2014年を世界結晶年に制定しました。日本の近代結晶学も100年の歴史をさかのぼります。学術研究のみならず、半導体、鉄鋼、エレクトロニクスなどの産業発展の基礎を築いてきました。