企画展名称 | 日本の科学者技術者展シリーズ第11回~ 「渋川春海と江戸時代の天文学者たち」 |
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開催期間 | 2015年12月19日(土)~2016年3月6日(日) |
開催場所 | 国立科学博物館(東京・上野) 日本館1階 企画展示室 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで) ※入館は各閉館時刻の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日、12月28日(月)~1月1日(金・祝) 月曜日が祝休日の場合は翌火曜日/ただし1月4日(月)は開館。 |
入館料 | 一般・大学生:620円 (20名以上の団体は310円) 高校生以下・65歳以上:無料 |
主催 | 国立科学博物館 |
後援 | 日本天文学会、日本科学史学会 |
画像提供:神戸市立博物館、国立天文台、日本学士院
講演会名 | 「江戸の天文暦学者 澁川春海の学問と思想」 講師:川和田 晶子(広島大学)13:30~15:00 |
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「西洋天文学の流入と幕府天文方」 講師:嘉数 次人(大阪市立科学館) 15:15~16:15 |
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開催日時 | 2016年2月6日(土) |
場所 | 日本館2階 講堂 |
定員 | 100名 |
申し込み | 受付は終了しました |
締め切り | 2016年1月20日(水)17時 |
ご注意 | *申込数が定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。当選された方にのみメールにて1月27日(水)頃までに参加票をお送りします。当方からのメールをお受け取りいただけるよう、メールアドレスの登録はお間違いのないようお願いいたします。また、迷惑メール対策などの受信設定のご確認をお願いいたします。 **常設展入館料は別途必要です(一般・大学生620円、高校生以下・65歳以上は無料)。 |
お問合せ | 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館 企画展示担当:kikakuten@kahaku.go.jp |
江戸時代以前の日本は、中国の天文学を基本としていました。渋川春海は夜空の星を実際に観測し、その上に独自の天文学を築いていきました。彼が天体観測を行った理由の一つは平安時代に採用された中国の暦のずれを正すことでしたが、それには保科正之、徳川光圀など、さまざまな人々との親交が大きな力となりました。
上)渋川春海像(天文大意録) 個人蔵
下)天文分野之図(部分) 個人蔵
享保の改革などで有名な徳川幕府第8代将軍吉宗(1684-1751)は科学技術に関心が高く、禁書令を緩和するだけでなく、天体望遠鏡や天文台を作り、自身も天体観測を行っていたことが知られています。
近年発見された関連史料とともに、江戸時代の観測機器や天文台について紹介します。
江戸城吹上御庭図(部分) 個人蔵
江戸時代中期の市民の文化水準の高さを示す証しの一つとして、大坂の天文学者たちの存在があります。西洋の天文学を取り入れ、 新しい観測機器を製作して精度の高い観測を行った彼らは、幕府に招かれ、江戸時代の天文学を大きく発展させました。
象限儀(寛政暦書) 国立天文台蔵
高橋至時(1764-1804)の子、高橋景保(1785-1829)と渋川景佑(1787-1856?)の兄弟は、江戸時代の後期、蛮書和解御用を設け、オランダ語で書かれた天文学書を直接学んで得られた知識にもとづいて、世界でもっとも精緻な太陰太陽暦といわれる天保暦を完成させるとともに、さまざまな天体の観測を行いました。
彗星測量簿 国立天文台蔵