ホーム ≫ 科博NEWS展示「日本天文遺産認定 小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群」 |
当館理化学研究部の主任研究官を勤めた小山ひさ子氏が観測した50年におよぶ太陽黒点スケッチ群(約1万枚)が日本天文遺産に認定されました。
一人の観測者が長期間同じ方法で行ったその精緻な観測は、非常に重要で、小山ひさ子氏の観測は太陽活動の長期変化を調べるための基準の1つに用いられています。太陽活動は私たちの生活に大きな影響をおよぼすことが知られており、小山氏の業績は当時少なかった女性研究者が成し遂げた大きな成果として評価されています。
当NEWS展示では、その精緻なスケッチとともに、太陽黒点の観測方法や太陽活動が私たちの生活におよぼす影響、小山ひさ子氏の長期観測の意義などをパネルを用いてご紹介します。
以下のデータベースでは約1万枚の黒点スケッチを見ることができます。
太陽黒点スケッチデータベース
https://www.kahaku.go.jp/research/db/science_engineering/sunspot/
入館は事前予約制です。詳細は入館予約のお願いをご覧ください。
※会期、開館時間等は変更となる可能性があります。
当館公式インスタグラム(https://www.instagram.com/kahaku_nmns/)で
インスタライブを行います。
当NEWS展示について、監修者である理工学研究部洞口グループ長が解説いたします。
ぜひご覧ください。
小山ひさ子氏の黒点スケッチ
観測に使われた20cm屈折赤道儀
(地球館地下3階に展示しています。)かはくVRで見る