科学・技術・産業にまつわる近現代の資料は、古代の資料に比べると保存の意義が低く思われがちですが、資料が残されていなければ、社会に影響を与えた科学・技術の歴史が後世に正しく伝わりません。科学や技術の足跡を示す多種多様な資料を残し伝えていくために、国立科学博物館では、資料の保存状況を調査し、戦略的な保存に向けた課題を考えるための研究を推進してきました。
本展では、調査の過程で見えてきた資料の保存プロセスや、興味深い知見を紹介します。
科学・技術・産業にまつわる近現代の資料は、古代の資料に比べると保存の意義が低く思われがちですが、資料が残されていなければ、社会に影響を与えた科学・技術の歴史が後世に正しく伝わりません。科学や技術の足跡を示す多種多様な資料を残し伝えていくために、国立科学博物館では、資料の保存状況を調査し、戦略的な保存に向けた課題を考えるための研究を推進してきました。
本展では、調査の過程で見えてきた資料の保存プロセスや、興味深い知見を紹介します。
入館にはオンラインによる事前予約が必要です。詳細は入館予約のお願いをご覧ください。
企画展名称 | 企画展「残して伝える!科学技術史・自然史資料が語る多様なモノガタリ」 |
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開催期間 | 2022(令和4)年8月5日(金)~9月4日(日) |
開催場所 | 国立科学博物館(東京・上野公園) 地球館2階 常設展示室内 |
開館時間 | 9:00~17:00 ※入館は閉館時刻の30分前まで |
休館日 | 会期中は毎日開館いたします。 |
入館料 | 一般・大学生630円(団体510円)(税込) ※常設展示入館料のみでご覧いただけます。 ※団体は20名以上。 ※高校生以下および65歳以上は無料。 |
主催 | 国立科学博物館 |
協力 | 気象庁地磁気観測所、国立天文台野辺山宇宙電波観測所、多久市郷土資料館、東京海洋大学附属図書館、東京大学宇宙線研究所附属神岡宇宙素粒子研究施設、東京農工大学科学博物館、北海道大学総合博物館 |
独立行政法人国立科学博物館 | |
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所在地 | 東京都台東区上野公園 7-20 |
お問合せ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
日本における電気工学の黎明期を語る資料や、ノーベル賞受賞につながった研究で使用された実験装置、化学工業の発展の歴史を示す資料などについて紹介します。
地電流を計測する地電気自記器
カミオカンデで使用された光電子増倍管(初期型)
日本の最初期の鉄道に使われたレール (英国 Darlington Iron社製、1870年)
日本における天文学の発展に大きな役割を果たしてきた観測所や、世界の地磁気観測を支えてきた観測所における歴史的な資料などについて紹介します。
30cmカセグレンアンテナ
(所蔵:国立天文台野辺山宇宙電波観測所)
吊り磁石式変化計
(所蔵:気象庁地磁気観測所)
日本における海藻学の黎明期を支えた植物学者の標本や、近代的な水産学とそれを支えた教育資料などについて紹介します。
現存する国内最古のマリモ標本(所蔵:北海道大学総合博物館)
明治時代の絵師立花宇一の描いたハタハタ
※所蔵が表記されていない資料は、国立科学博物館の所蔵品です。