鑑賞上の注意
本展示には、一部お子様には見づらい高さの引き出しがあることをご理解いただいた上で、ご鑑賞ください。
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監修:独立行政法人国立科学博物館
企画・構成:日本デザインセンター 三澤デザイン研究室
撮影:岡庭璃子 映像編集:黒田教裕 音楽:Noah
国立科学博物館では、およそ490万点ほどの膨大な標本を有していますが、その多くは収蔵庫に保管され普段は公開されていません。本展覧会は、その収蔵庫の中から世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」を中心に、選りすぐりの哺乳類などの標本を日本各地の博物館等で展示することを目的に制作した巡回展示を、当館で特別に開催するものです。
テーマは「観察の眼、発見の芽」です。“声なき標本たち”の姿を通して、見つめる眼(観察)と見つける眼(発見)を育み、他の動物との意外な共通点、私たちの日常とのつながりなど、標本にまつわる学びや問いを発見することができる展示となっています。
パソコンやスマートフォンを使って、企画展「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」の展示の様子をご覧いただけます。
※VR映像としての鑑賞には専用ゴーグルもしくはメガネが必要です。
上野本館では、入館を予約制とさせていただきます。詳細は入館予約のお願いをご覧ください。
※会期、開館時間等は変更となる可能性があります。
独立行政法人 国立科学博物館 |
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所在地 | 東京都台東区上野公園7-20 |
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お問合せ | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
1946年から1995年にかけて世界中からハンティングによって得られた標本群です。ハワイ・オアフ島のW.T.ヨシモト財団より、国立科学博物館へ寄贈されました。哺乳類・鳥類・爬虫類の標本412点からなり、多くは全身が剝製として残されていて、現在では調査が困難な地域の標本も多数含まれており、きわめて学術的価値の高いものです。
まっさらな視点で観察をしてもらうため、あえて剝製の周辺には情報を置いていません。これまでよりも深く考える時間や機会が増えているコロナ禍で、剝製だからできる観察、剝製だから生まれる発見を通して、自分なりの気づきが浮かび上がるかもしれません。
本展示には、一部お子様には見づらい高さの引き出しがあることをご理解いただいた上で、ご鑑賞ください。
国立科学博物館 科学系博物館イノベーションセンター 展示開発担当
E-mail : junkaiten@kahaku.go.jp