「大恐竜展」ゴビ砂漠の驚異

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2月18日 イベント情報「ギャラリートーク『恐竜の子育て』(2月21日)」を更新しました。

(上)大型植物食恐竜「サウロロフス」の全身骨格
(中・下)「タルボサウルス」の全身骨格と子どもの頭骨

この秋、国立科学博物館では「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」を開催します。本展では、恐竜の系統進化、生態などの解明に大きく寄与したモンゴル・ゴビ砂漠で発掘された貴重な化石標本を公開します。

モンゴル・ゴビ砂漠は、1922年から1930年にかけて、アメリカのアンドリュース調査隊が、数々の発掘をしたことで、世界有数の恐竜化石産地として世界に知れ渡ることとなりました。ゴビ砂漠で発見される化石は、保存状態のよい良質なものが多いため、今日でも世界中の研究者を魅了し続けています。

本展は、アジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」、大型植物食恐竜「サウロロフス」の全身骨格など、ほとんどが非常に良質な実物化石で構成されます。また 今回、ティラノサウルス類の子ども化石としては世界で最も保存状態の良いタルボサウルスの化石を展示し、そこから読み解く肉食恐竜の成長について 日本人研究者が明らかにした最新研究を紹介します。

モンゴルの実物恐竜化石が一堂に会した本展で、多くの方々が実物化石の素晴らしさに間近に触れ、恐竜についての知識はもちろんのこと、今も驚きの発見が続くゴビ砂漠での化石発掘調査について深く知っていただければ幸いです。