分類 |
ナンブアザミ節ハマアザミ亜節 |
和名 |
オイランアザミ |
別名 |
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種名 |
Cirsium spinosum |
変種名 |
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キャッチフレーズ |
鹿児島県の海岸に生え,刺が鋭く,頭花が下向きに咲くアザミ |
基準産地 |
鹿児島県南大隅町伊座敷 |
記載 |
日本固有種.根生葉は花期にも生存する.茎は高さ25-60 cm,直立し,単純あるいは中部以上で数回分枝する.根生葉は肉質で光沢があり,楕円形~狭倒卵形,長さ10-40 cm,中裂~深裂して,裂片は6-8対,両面は普通無毛,鋭い刺がある.花期は7月~1月.両全性.頭花は柄が短く、茎の先に集合して付き,直立ないし斜上する.総苞は椀形~鐘形,生時で直径10-18 mm,総苞片は10−11列,下半部は圧着し,上半部が開出する.腺体は線形で白色の腺体が内片と中片にあるが痕跡的で,総苞は粘らない.小花は紅紫色,長さ18-20 mm,狭筒部は広筒部より長い.痩果は灰褐色,長さ5−6 mm,冠毛は長さ15-18 mm.染色体数不明.鹿児島県南部、屋久島、種子島、喜界島に分布し,海岸より少し内陸の道路脇や草原に生える. |
分布 |
鹿児島県大隅半島,薩摩半島、屋久島、種子島、喜界島 |
ノート |
頭花が茎の先にかたまって咲く様子をかんざしを差した花魁の姿に例えたもの. |
撮影データ |
宮 鹿児島県笠沙町 2002.10.21 |
分布図
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