オニアザミ

詳細情報

分類 ナンブアザミ節オニアザミ亜節
和名 オニアザミ
別名
種名 Cirsium borealinipponense
変種名
キャッチフレーズ 東北地方の山地に生える，大きな頭花を下向きに咲かせるアザミ
基準産地 福島県吾妻山（門田）
記載 日本固有種．茎は高さ0.5-1.5 m，斜上し，単純あるいは上部で数回分枝する．根生葉は花期にも生存し，披針形，大型で長さ35-65 cm，羽状に深裂～中裂し，羽片は5−8対，鋭い刺がある．花期は6月～10月．雌性両全性．頭花は数個が密集して付くか，時に単生し，点頭する．総苞は椀形～広鐘形，生時で直径20-30 mm，総苞片は6列，圧着し，無毛あるいは薄くクモ毛で被われ，総苞外片は狭卵形で内片より少し短い．腺体は披針形で良く発達し，総苞は著しく粘る．両性小花は紅紫色，雌性小花は濃紅紫色，長さ16-22 m，狭筒部は広筒部より短い．痩果は褐色，長さ約3.5 mm，冠毛は長さ12-16 mm．東北地方から北陸地方の日本海側に分布し，山地～高山の草地に生える．染色体数2n=34．
分布 本州の日本海側産地（秋田県～石川県）
ノート 蛇紋岩地域にもよく耐え，大きな群落をつくる．
撮影データ 宮　全体　長野県木島平村カヤノ高原　2009.6.20　総苞　長野県白馬村八方尾根　2002.6.15／門田　雌性頭花　宮城県不忘山　2011.10.3
分布図

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