タネガシマアザミ

詳細情報

分類 ナンブアザミ節ニッポウアザミ亜節
和名 タネガシマアザミ
別名
種名 Cirsium tanegashimense
変種名
キャッチフレーズ 種子島特産の，頭花が直立するアザミ
基準産地 鹿児島県種子島
記載 日本固有種．茎は高さ0.5-1.8 m，直立し，中部からよく分枝し，枝は広角度に伸びる．根生葉は花期には生存しない．茎葉は広卵形～狭卵形，長さ11−30 cm，羽状に中裂し，羽片は2−3対，鋭い刺がある．花期は10月～12月．両全性．頭花は多数が円錐花序に付き，直立～斜上する．総苞は鐘形，生時で直径15-20 mm，総苞片は9−10列，斜上～長く反曲し，無毛，総苞外片は長卵形で内片よりわずかに短い．腺体は狭披針形で痕跡的，総苞は粘らない．小花は紅紫色，長さ20 mm，狭筒部は広筒部より明らかに長い．痩果は褐色，長さ4.5 mm，冠毛は長さ11-13 mm．種子島に分布し，林縁や田畑の土手などに生える．染色体数2=4x=68．
分布 鹿児島県種子島
ノート 分布は種子島に限られ，個体数が少ない絶滅危惧種である．
撮影データ 門田　鹿児島県種子島　2008.11.13
分布図

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