林縁や明るい林床に生える。草丈は通常高さ1mを越えない。茎の毛は下向きに生えており、やや多い。花は葉腋に着くのが普通であるが、花期の初期の花では茎の先に散房状の花序に着くことがある。花被は下から1／3のところで、折れて平開する。折れた部分のすぐ下に大きな斑紋がある。普通この斑紋はオレンジ色であるが、この種では紫色である。花は2日間咲く。花期は6月下旬から9月下旬まで長期間にわたる。北海道から九州まで広く分布する。