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Freshwater Planktonic Blue-Green Algae Database
基 名 | Diplocystis wesenbergii Komárek 1958 |
産 地 | 北海道茨戸湖、渡島大沼、山形県鶴岡公園の堀、茨城県霞ヶ浦、千葉県手賀沼、東京都奥多摩湖、長野県諏訪湖、兵庫県平荘湖、島根県浮布池、城北池、松江市堀川、香川県三谷三郎池、福岡県八女市昭和溜池など日本各地 |
目 名 | クロオコックス目 |
解 説 | 群体は球形、亜球形または枝分かれする紐状、数mmに達する。群体をつくる寒天状基質は顕微鏡下で明瞭な袋状の外縁部とそれを満たす粘液状の部分からできて いる。細胞は袋状の部分の内側に沿って1層に並ぶ、群体の中央部に集まることもある、直径3.7-7.6µm、高倍率の顕微鏡下でやや黒ずんで見える。 群体をつくる寒天状基質は柔らかく、培養によって崩れることが多い。日本産の本種はミクロキスチンをつくらないと思われていたが、分析技術の進歩したいまでは、それをつくることが明らかになった。 |