淡水浮遊性藍藻データベース

Freshwater Planktonic Blue-Green Algae Database

Anabaena tsugaruensis M.Watan. 2006

産 地 青森県津軽十二湖の日暮の池
目 名ネンジュモ目
解 説 トリコームはまっすぐ、厚い粘鞘に覆われる、単独で浮遊する。 細胞はガス胞をもつ、球形ないし少し長い、または樽型、直径5.1-7.0µm、長さ3.8-10.1µm。 異質細胞は球形ないし少し長い、時に短円筒形、直径6.4-8.6µm、長さ6.5-11.7µm。 アキネートは両端の丸い円筒形、直径8.1-11.6µm、長さ15.1-28.1µm、長さと直径の比1.6-2.6、 異質細胞から1細胞か2細胞隔ててできる。
  本種はDolichospermum属である可能性が高いと考えられるが、1湖沼から1度だけ採集されたもので16S rRNA遺伝子解析データもなく、確実ではない。今後の研究の進展により学名が変わる可能性が高い。
Anabaena tsugaruensis

日暮の池 Watanabe 2006より