淡水浮遊性藍藻データベース

Freshwater Planktonic Blue-Green Algae Database

Dolichospermum crassum (Lemmerm.) Wacklin et al. 2009

基 名 Anabaena spiroides var. crassa Lemmerm. 1898
異 名 Anabaena crassa (Lemmerm.) Komárk.-Legn. et Cronberg 1992; Anabaena spiroides f. crassa (Lemmerm.) Elenkin 1938
産 地 北海道阿寒湖、群馬県桐生川ダム、茨城県霞ヶ浦、長野県諏訪湖、沓澤湖、滋賀県琵琶湖、余呉湖、大阪府藤井寺市内の池、兵庫県にご湖など日本各地の湖沼
目 名ネンジュモ目
解 説 トリコ-ムは規則的に螺旋を巻き、厚い粘質の鞘をもつ、単独で浮遊する。螺旋の直径は37-47µm、間隔は25-45µm。細胞は球形ないし短い樽形、直径8-10.5µm、長さ5-9µm。異質細胞は球形、直径9-9.3µm。 アキネートは異質細胞から離れた位置にできる、広楕円形、直径13.5-15.8µm、長さ16-19µm、長さと直径の比は約1.2。
  アキネートの形態を観察しないとDolichospermum ucrainicumと識別できない。
Dolichospermum crassum Dolichospermum crassum Dolichospermum crassum