淡水浮遊性藍藻データベース
Freshwater Planktonic Blue-Green Algae Database
Anabaena cf. elliptica sensu M.Watan. 2007
基 名 | (Anabaena elliptica Lemmerm. 1898) |
産 地 | 長野県白樺湖 |
目 名 | ネンジュモ目 |
解 説 |
トリコームはまっすぐ、厚い粘鞘に覆われる、単独で浮遊する。 細胞は球形ないし楕円形、直径8.8-12.2µm、長さ7.0-21.0µm、長さと直径の比0.7-1.7。
異質細胞は球形、直径9.0-13.0µm。アキネートは広楕円形、直径16.0-20.0µm、長さ16.5-25.0µm、 長さと直径の比は1.0-1.3、異質細胞から隔たった位置にできる。
アキネートと細胞の直径の比は1.8。 日本で観察された本藻は、栄養細胞の形態およびアキネートの形態と大きさはAnabaena elliptica Lemmerm.に類似するものの、栄養細胞は不連続的に大きい。そのためA. elliptica参考とする。
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