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学名 | |
記載論文 | |
よく使われてきたシノニム |
大きさ | 細胞の直径:1-8μm; 群体の直径:20-150μm |
分類特徴 | 球形や楕円形の細胞が、粘質性で球形の群体の表層にほぼ均等な間隔で一層に配列している。群体は浮遊性。細胞は淡灰緑色や淡青緑色で、ほとんどの種はガス胞をもたない。分裂直後は、半球形の細胞が2個ならんでいる。それぞれの細胞に粘質鞘はない。群体は数個つながっていることがある。群体内部に糸状やひも状の構造などはない。 細胞が群体の表層に並んでいる点で、Aphanocapsa属やMicrocystis属と区別できる。また群体内から伸びる粘性の構造物をもたない点で、Gomphospaeria属やSnowella属と区別できる。 |
生態(浮遊・塩・季節) | 浮遊性 |
生態(分布・栄養段階) | |
生態(毒性・障害) | 宍道湖からジェオスミンを産生するCoelosphaerium sp.が報告されている。 |
参考文献 |
1 | Coelosphaerium minutissimum |
解説 | 細胞は球形または半球形で、ガス胞をもたない。細胞の直径は約1μm。 |
2 | Coelosphaerium kuetzingianum |
解説 | 細胞は球形または半球形で、ガス胞をもたない。細胞の直径は1.8‐3.0μm。 |