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学名 | Microcystis novacekii (Komárek) Compére |
記載論文 | Cah. O.R.S.T.O.M., Hydrobiol. 8(3-4). 1974 |
よく使われてきたシノニム |
大きさ | 細胞の直径:2.3-4.7μm; 群体の直径:1mm以下 |
分類特徴 | 群体は小さく、球形、楕円体、厚くしっかりした多糖類の基質に覆われ、いくつかの群体が短い数珠状に連なる、大きさは1mm以下。細胞は球形、ガス胞がある、かなり密に集合する、直径2.3-4.7μm。 細胞がかなり密に集合した小型の群体が、互いに向き合うように連なっているという特徴から他のMicrocystis属の種と区別できる。 |
生態(浮遊・塩・季節) | 浮遊性 |
生態(分布・栄養段階) | 冨栄養湖沼 |
生態(毒性・障害) | ミクロキスチンの産生は確認されていない。 |
参考文献 | 渡邊眞之.2007.日本アオコ大図鑑.pp159.誠文堂新光社.東京. |
1 | Microcystis novacekii |
解説 | 群体を覆う粘質は比較的しっかりしており、粘質内にPseudanabaena mucicolaやChlamydomonasが混在することがある。 |
2 | Microcystis novacekii |
解説 | 比較的小さな群体。群体の中央部に細胞が密集し、周辺はやや疎になっている。群体を覆う粘質はしっかりしていて、特別な処理をしなくても見える場合がある。 |
3 | Microcystis novacekii |
解説 | 上図と同じ個体を100倍の油浸レンズを用いて撮影したもの。 |