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学名 | Microcystis wesenbergii (Komárek) Komárek ex Komárek in Joosten |
記載論文 | Flora of the blue-green algae of the Netherlands I, p.209. 2006. |
よく使われてきたシノニム |
大きさ | 細胞の直径:3.7-7.7μm;群体の大きさ:数十μm-数mm |
分類特徴 | 群体は球形、亜球形、丸みを帯びた網目状、分枝状、時に数mmに達する。群体を包む粘質は袋状で、外縁が顕微鏡下ではっきりと見える。細胞は球形、ガス胞がある、黒ずんで見える、直径3.7-7.7μm。 数個ないし数十個の細胞で構成される小さな球形の群体から成長が始まり、細胞数の増大に伴って袋状の基質も大きくなって数mmに達するかなり大きな群体になる。群体が長く伸びて分枝する場合や複雑な網目状になる場合もある。このような外縁がはっきりとした独特の群体の形態から、他のMicrocystis属の種と区別できる。 |
生態(浮遊・塩・季節) | 浮遊性 |
生態(分布・栄養段階) | 冨栄養湖沼 |
生態(毒性・障害) | ミクロキスチンを産生する系統がある |
参考文献 | 渡邊眞之.2007.日本アオコ大図鑑.pp159.誠文堂新光社.東京. 国立科学博物館ホームページ: 浮遊性藍藻データベース |
1 | Microcystis wesenbergii |
解説 | 大きな群体の左側に、小さな群体が多数できている。 |
2 | Microcystis wesenbergii |
解説 | 高倍率の顕微鏡で観察すると、群体内に、多数の小さな群体があることが分かる。 |
3 | Microcystis wesenbergii |
解説 |