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学名 | Aulacoseira granulata (Ehrenberg) Simonsen |
記載論文 | Bacillaria 2: 58. 1979. |
よく使われてきたシノニム | Melosira granulata |
大きさ | 直径3-21µm, 殻高 5-18µm |
分類特徴 | 殻端の棘に二種類あり,群体を形成するための結合棘と,群体端に形成される分離棘がある.本種は分離棘が,数本不揃いに細長く尖ることが特徴である.しかし,採集時に折れた場合には,群体の端が結合棘になり,尖っていないため,この特徴だけで分類できない場合もあるので、注意すること。 A. ambiguaと似るが,A. ambiguaは横溝にくびれが見られる事で区別する.この特徴は処理をしないサンプルでも見ることが出来る(図2) |
生態(浮遊・塩・季節) | プランクトンとして循環期に幅広く分布する |
生態(分布・栄養段階) | 中栄養~富栄養域に出現する.A. ambiguaよりは,富栄養域に出現する傾向がある. |
生態(毒性・障害) | |
参考文献 | 辻・伯耆 (2001) 琵琶湖の中心目珪藻 |
1 | Aulacoseira granulata |
解説 | 群体端に形成される分離棘が見られる. |
2 | Aulacoseira granulata |
解説 | 分離棘が長く伸びる 辻・伯耆 (2001) |
3 | Aulacoseira granulata |
解説 | 分離棘が長く伸びる 辻・伯耆 (2001) |
4 | Aulacoseira granulata |
解説 | 結合棘はSEMで見ると逆三角形. 辻・伯耆 (2001) |