ホーム ≫ 研究と標本・資料 ≫ 標本・資料データベース ≫ ダム湖の植物プランクトン ≫ Aulacoseira ambigua f. ambigua |
学名 | Aulacoseira ambigua (Grunow) Simonsen |
記載論文 | Bacillaria 2: 56. 1979. |
よく使われてきたシノニム | Melosira ambigua, Melosira italica (誤同定) |
大きさ | 直径4-17µm, 殻高 5-13µm |
分類特徴 | A. granulataに似ているが,殻端の肥厚部分(sulcus)に横溝を持つことで同定できる.この横溝が未処理の生サンプルでも観察できるが,40倍以上の対物レンズで観察する必要がある.本種の棘は非常に短く目立たない.棘が目立つ場合は,A. subarctica群の可能性があるが、ダム湖では琵琶湖水系のA. nipponicaを除いて、A. subarctica群の報告はない。 |
生態(浮遊・塩・季節) | 循環期に一般的に見られるプランクトン |
生態(分布・栄養段階) | 中栄養〜貧栄養の湖沼で見られる. |
生態(毒性・障害) | |
参考文献 | 辻・伯耆 (2001) 琵琶湖の中心目珪藻 |
1 | Aulacoseira ambigua |
解説 | 生サンプルでも,横溝のくびれが高倍で観察するとこのように見える.
辻・伯耆 (2001) |
2 | Aulacoseira ambigua |
解説 | 処理を行ったサンプル
辻・伯耆 (2001) |
3 | Aulacoseira ambigua |
解説 | 棘は長さが揃い,短い.
辻・伯耆 (2001) |