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学名 | Cyclotella meneghiniana Kütz. |
記載論文 | Bacill. 50. pl. 30, f. 68. 1844. |
よく使われてきたシノニム |
大きさ | 直径5-43µm |
分類特徴 | やや大形の中心類珪藻で,中心部に明瞭で数個の点紋以外は無紋の中心域を持つ.ダム湖等の淡水域に出現する中心部に明瞭な中心域を持つ種は本種と同定して良いが,電気伝導度の高い汽水に近い水域では,類似種が出現するのでより慎重な同定が必要である.中心域の観察には、微分干渉顕微鏡を利用したり、酸処理を行ったサンプルで確認する方が容易である。 酸処理をしたサンプルでは,殻面がややうねり,ほとんどの間条線の殻縁部に有基突起が見られる. 本種の小型個体は10um以下になることがあり、Cyclotella atomus等との区別は光学顕微鏡では不可能である。そのため、本種の出現が明らかである時はC. atomusを本種のカウントに含めて差し支えない。 |
生態(浮遊・塩・季節) | 止水域にプランクトンとして見られる.淡水からやや汽水の所で見られる. |
生態(分布・栄養段階) | 富栄養域の普通種.河口域のポタモプランクトンとしても観察される. |
生態(毒性・障害) | |
参考文献 | 辻・伯耆 (2001) 琵琶湖の中心目珪藻 |
1 | Cyclotella meneghiniana |
解説 |
辻・伯耆 (2001) |
2 | Cyclotella meneghiniana |
解説 |
辻・伯耆 (2001) |
3 | Cyclotella meneghiniana |
解説 |
辻・伯耆 (2001) |