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学名 | Acanthoceras zachariasii (Brun) Simonsen |
記載論文 | Bacillaria 2: 9-71. |
よく使われてきたシノニム | Atteya zachariasii |
大きさ | 殻幅12-40µm, 棘の長さ40-60µm |
分類特徴 | 本種の殻は非常に薄いため光学顕微鏡観察で見落としやすい.また,酸処理で殻が容易に破砕される.可能であれば,微分干渉顕微鏡や位相差顕微鏡で観察した方が見落としが少ないが,なれれば通常の透過光でも見つけることが出来る.カバーグラスに検体を一滴たらして乾燥させ、四隅のみを固定する、空気スライドによって観察することも良く行われる。 通常の検鏡では中央部の丸い部分が目につきやすいため、緑藻と間違えられているケースも多いと考えられる。 |
生態(浮遊・塩・季節) | 浮遊 |
生態(分布・栄養段階) | 日本では貧栄養性と考えられる |
生態(毒性・障害) | |
参考文献 | 辻・伯耆 (2001) 琵琶湖の中心目珪藻 |
1 | Acanthoceras zachariasii |
解説 | 明視野顕微鏡 |
2 | Acanthoceras zachariasii |
解説 | 微分干渉顕微鏡 |
3 | Acanthoceras zachariasii |
解説 | 位相差顕微鏡 |
4 | Acanthoceras zachariasii |
解説 | 休眠胞子。光学顕微鏡では細胞内に見えることがある。 |