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池や湖の表面が絵の具を流したように
緑色や青緑色になることがあります。
これを「青い
アオコのツブツブの正体は、
アオコをつくる
小さな「も」、つまり
自然状態では、
アオコをつくる
アオコの発生は、
アオコが発生している
20倍
採集した
アオコをつくる
生物には世界共通に使われる
生物の中には、日本国内だけで使われる和名がついていることがあります。
アオコをつくる藍藻の代表的なものは、Microcystis(ミクロキスティス)属やDolichospermum(ドリコスペルムム)属の種です。Aphanizomenon(アファニゾメノン)属やPlanktothrix(プランクトトリクス)属の種がアオコをつくることもあります。
以前はアオコの代表としてAnabaena(アナベナ)属の名前が使われていました。しかし現在では、細胞の中にガス胞があって
アオコをつくる代表的な藍藻の写真を次に示します。
アオコは、
それぞれの属や種の詳しい
アオコがきらわれる理由は大きく分けると4つあります。
1つは
2つ目は
3つ目はアオコには
4つ目はアオコの大発生後に生じる問題です。アオコが
アオコと赤潮は大量に
赤潮や青潮の詳しい解説や、湖沼や海で見られるそのほかの色の変化などについては国立科学博物館の「HABs―有害有毒藻類ブルーム」のウェブサイトで解説しています。