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「まりも」と「マリモ」

阿寒湖で最初にマリモが見つかったときに毬(まり)の様な藻類の意味でまりも(毬藻)と名付けられました。

生物の和名は慣用的にカタカナで書きますので、「マリモ」は、阿寒湖で有名なマリモ(Aegagropila brownii )の標準和名です

マリモは富士五湖や琵琶湖からも見つかっており、ペットショップでも売られています。

マリモは和名ですので、丸くなっていないマット状の場合でもマリモです。

逆に、マリモとは別種のモトスマリモは、マリモとは言えません。

現在、私たちはカタカナの「マリモ」はマリモ(Aegagropila brownii)に限定して用い、マリモやモトスマリモなどを合わせて示す場合にはひらがなの「まりも」を使っています。

このホームページでもこの使い分けを行っています。

マリモをアカンマリモなどと改名すれば他のまりもと区別しやすいかもしれませんが、すでに有名な名前ですので難しいと思います。

ちなみに私たちの研究室内では、混乱を防ぐためにアカンマリモを通称として使っています。