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調査のこれから

今回、多くの方の協力を得て、日本におけるまりもの仲間についての研究が大きく発展しました。

「我が家のまりも」を集めることは、今回の「我が家にまりも!?」展(〜2024年9月1日)をもって終了とし、今後はこれまでにお送り頂いたまりもの詳しい解析に注力したいと考えています。

今後はこのホームページ(我が家にまりも!?)にマリモの仲間の見分け方を含めた詳細な情報を掲載していきますので、興味のある方はこのホームページの情報を使って、ご自身でまりもを調べて頂きたいと思っています。

今回見つかったまりものうち、モトスマリモ(川崎)は由来が分からない例が多く、販売されている水草等に付着して広がっている可能性がありそうです。

このまりもはヨーロッパでも見つかっており、外来種の可能性が高いと考えています。

マリモ、タテヤママリモは明らかに在来種です。

モトスマリモ(甲府)に関しては、在来種の可能性がありますが、まだ明確な答えは出ていません。

いずれにしても水槽で発生したまりもを野外の自然水域に放流することは、その場所の生態系を乱す可能性があるので、絶対放流しないで下さい。