鰭条数(きじょうすう:鰭にあるスジのこと) 棘(きょく)と軟条(なんじょう)に分けて表します。棘というのは触ると固く、先端が尖っています。棘の数は大文字のローマ数字で、軟条の数はアラビア数字で書きます。背鰭と臀鰭の最後の鰭条は根本で接していますが、末端では分かれていることが多いので、2本のように見えます。しかし、解剖してみると軟条を支える担鰭骨(たんきこつ)が一つしかないので、1本と数えます。 鱗の数 側線有孔鱗数(そくせんゆうこうりんすう) 側線上にある有孔鱗の数です。鰓孔(さいこう)の上端に接する有孔鱗から尾鰭の付け根までの有孔鱗を数えます。有孔鱗は不連続になっている場合もあります。 縦列鱗数(じゅうれつりんすう) 鰓孔(さいこう)の上端に接する鱗から尾鰭の付け根までの鱗の数です。 側線上方鱗数(そくせんじょうほうりんすう) 背鰭の前方の付け根から側線鱗の一つ手前の鱗までの鱗数のことで、背中から斜め後ろに向かって数えます。。 側線下方鱗数(そくせんかほうりんすう) 臀鰭の前方の付け根から側線鱗の一つ手前の鱗までの鱗数のことで、腹側から斜め前に向かって数えます。 背鰭前方鱗数(せびれぜんぽうりんすう) 背鰭の前方の付け根から後頭部にいたる正中線上の鱗数です。
鰓耙数(さいはすう) 鰓弓(さいきゅう)の最も外側にある第1鰓弓にある鰓耙(赤矢印)を数えます。鰓弓は上枝と下枝に分かれています。二つを分けて示すときはプラス記号を用います。上枝と下枝の関節部分にある鰓耙(青矢印)は下枝に含めて数えます(8+15は上枝に8本、下枝に15本の鰓耙があることを示します)。鰓弁(黄色矢印)には多くの毛細血管が走っています。
脊椎骨数(せきついこつすう) 硬骨魚類では頭蓋骨の後端に関節する脊椎骨から尾部棒状骨(びぶぼうじょうこつ)までを数えます。脊椎骨は腹椎骨(ふくついこつ)と尾椎骨(びついこつ)に分かれます。腹椎骨と尾椎骨の区別は血管棘(けっかんきょく)の有無によって決めます。尾椎骨には血管棘があります。