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魚ってどんな生き物? 執筆:松浦啓一 |
魚類は他の脊椎動物と異なる特徴をもっています。一生を通じて鰭(ひれ)をもち、鰓(えら)で呼吸するのが魚類の特徴です。両生類のカエルやサンショウウオも子供のときには鰓で呼吸しますし、鰭のようなものをもっていますが、大人になると肺で呼吸し、足で移動します。 魚類は現在、地球上に27,000種います。日本周辺には、およそ4,000種がすんでいます。魚類は海水、淡水を問わず、水のある所ならどこにでも現れます。地球表面の70%をおおう海では沿岸からはるか沖合の大洋の真ん中や8000 mの深海まで、魚がいない場所はありません。陸では川や湖はもちろんのこと、地下水や温泉、そして高山の湖や砂漠の水たまりにも魚はすんでいます。 |