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マンボウの変態 マンボウの仲間の子どもと大人はまったく違う形をしています。生まれたばかりのマンボウには尾鰭がありますが、成長につれて尾鰭はなくなります。また、子どものマンボウの体には長い棘(きょく)がたくさんあります。まるでお菓子のコンペイトウのように見えます。長い棘があると体の表面積がふえるので浮力が大きくなり、マンボウの子どもが海の中でプランクトンのような生活をするために役立っているのでしょう。もちろん、長い棘は身を守るためにも役に立つことでしょう。大きな魚におそわれるとこの程度の棘ではなんの役にも立ちませんが、棘があれば小型の魚に食べられる確率は小さくなります。少しでも生き残る割合を高めることはマンボウにとって大切です。 |
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