画像 採集地点 科名・種名 和名 査定者
42.28N,145.05E Paraeuchaeta abyssalis コペポーダ 大塚 攻
42.28N,145.05E Neocalanus cristatus コペポーダ 大塚 攻
41.45N,145.19E Neocalanus cristatus コペポーダ 大塚 攻
41.45N,145.19E Neocalanus cristatus コペポーダ 大塚 攻
39.15N,143.11E Paraeuchaeta sarsi コペポーダ 大塚 攻
38.53N,144.11E Sapphirina ovatolaceolata サフィリナ 大塚 攻
38.53N,144.11E Sapphirina opalina サフィリナ 大塚 攻
38.53N,144.11E Sapphirina opalina サフィリナ 大塚 攻
38.53N,144.11E Archiconchoecia orientalis オストラコーダ 窪寺恒己
北の動物プランクトン カイアシ類(コペポーダ)


All Right Reserved, National Science Museum, 2005

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カイアシ類は甲殻類の仲間で、分類学的には甲殻亜門(Crastacea)の顎脚綱(Maxillopoda)、カイアシ亜綱(Copepoda)に属する動物群で、8000種以上が知られている。体長は通常0.3−10mmほどで、多くは海洋、淡水域で浮標的な自由生活を送るほか、少数は魚類などに寄生するものもいる。海洋動物プランクトンの最も重要なグループの一つである。体は米粒に長い1対のアンテナと短い尾が付いたような姿で、米粒は通常6節に分けられる。アンテナのついている一番前の節が頭部で、以降第1胸節から第5胸節となる。頭部の腹側には第1触角(アンテナ)、第2触角、上顎、第1下顎、第2下顎がそれぞれ一対づつ並び、各々の胸節には一対の二叉した胸肢が付く。この胸肢がオール(櫂)のような形をしていることから、カイアシ類と呼ばれる。尾の部分も4節に分けられ、上から生殖節、第1腹節、第2腹節、肛門節でその後ろに1対の尾肢が付く。
ここには、北の海を代表する大型のコペポーダ Neocalanus cristatus をはじめ、暖海性のサフィリナ2種とカイアシ類ではないが、Ostracoda (オストラコーダ:介形目)のArchiconchoecia orientalisを掲載した。
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