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環境変動史研究グループ
 くぼた      よしみ
久保田 好美研究員
小さな化石から地球環境がわかる

研究員に聞いてみました
1)専門は何ですか
微化石から地球の過去の気候変動や海洋変動を明らかにすることです。
2)これから取り組んでみたい研究は
過去の黒潮の変動は人類の歴史とも密接に関わっていることが他分野の研究者との交流や議論でわかってきました。こうした視点をもつことができるのも科博ならではだと思います。気候や海洋の変動と人類も含めた生物の関わりについて、視野を広げていきたいと考えています。
3)やりがいを感じるのはどのような時ですか
論文が受理された時や、学会や研究集会で面白いと言ってもらえた時です。大学院生の時に、研究の成功率は3割くらいで良いと言われたことがあります(野球でも3割バッターはなかなかです)。形にならないかもしれないけれど、いろんな研究のアイデアを考えている時が一番わくわくします。
4)座右の銘や本などがあればご紹介ください
村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』
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