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環境変動史研究グループ
しげた  やすなり
重田 康成研究主幹
アンモナイトを求めて
アラスカを歩く

研究員に聞いてみました
1)専門は何ですか?
古生物学や地質学が専門です。特に、アンモナイトを対象として、分類、生態、多様性、系統、進化、化石化作用などを研究しています。アンモナイトの目を通して、古生代や中生代をのぞきたいと 思っています。
2)研究者になろうと思ったきっかけは何ですか?
小学生の頃、生き物が石になる(=化石)ということがとても不思議でした。自分でも化石を採ってみたいと思っていましたが、自宅周辺には、かこう岩しかなく化石は採れませんでした。化石への思いは募り、大学では化石を学びたいと思い地球科学を専攻し、卒論でアンモナイトに出会い、今日に至っています。
3)最近の研究活動で、最も興味深かった出来事は何ですか?
ロシア・北カムチャッカでの地質調査の際、虹色のアンモナイトを求めてヘリコプターを飛ばし、狙いを付けた場所に降ろしてもらいました。その場で狙い通りのアンモナイトを見つけた時には思わずガッツポーズをしてしまいました。
4)研究者になりたい方に一言アドバイスを!
研究対象を見たり触ったりしているときの表情が一番素敵と言われるようになってください。
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