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生命進化史研究グループ
 やべ    あつし
矢 部 淳研究主幹
日本列島の植生史を解明する

研究員に聞いてみました
1)専門は何ですか?
植物の化石(葉や種子・果実)を調べ、それらの類縁や過去の生育環境を研究しています。
2)研究者になろうと思ったきっかけは何ですか?
高校生のときにたった6人で開講された地学の授業がきっかけで地層や化石に興味を持ちました。
3)最近の研究活動で、最も興味深かった出来事は何ですか?
南半球の温帯域を特徴付けるナンキョクブナという植物が、約5000万年前の温暖期には亜熱帯気候に適応していたことがチリ人研究者との共同研究でわかったことです。
4)研究者になりたい方に一言アドバイスを!
自然界は魅力がいっぱいです。野外でいろいろなモノを見て、触れて、考えることが大切だと思います。
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