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研究者写真
生命進化史研究グループ
 や   べ   あつし
矢 部 淳研究主幹
ひとかけらの化石から植物の来し方を知る

   
研究員に聞いてみました
写真「北海道下川町の調査。材化石専門の鄭博士と」
1)専門は何ですか
化石となった植物を対象とする学問で、古植物学と言います。
2)これから取り組んでみたい研究は
日本の前期鮮新世以降の地層からみつかるタイワンブナ(台湾現生種)の化石が広がったタイミングやそのルート、日本におけるブナ林の成立との関係などについて理解したいと思っています。
3)やりがいを感じるのはどのような時ですか
苦労して研究したことが世に出て行ったときです。そして、そうした情報を様々な形で提供できる場所(博物館)で働けていることにも、日々やりがいを感じています。
4)研究する上での苦労や悩みなどはありますか
研究したい/研究しなければならない標本が多すぎて少々困っています。贅沢な話ですが、時間が思うように取れないのが悩みかもしれません。
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