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生命進化史研究グループ
まなべ  まこと
真鍋 真研究主幹
白亜紀最末期の恐竜化石

研究員に聞いてみました
1)自身の研究内容と社会、一般との接点は
地球上の生物は、過去5 回の大量絶滅を生き延びてきたと考えられています。鳥類以外の恐竜 たちが絶滅した約6600万年前の大量絶滅がもっとも最近のもので、現在、地球は第6 回の大量絶滅期を迎えていると考えられています。人類は恐竜の絶滅から学ぶことが必ずあるはずです。
2)研究する上での苦労や悩みなどはありますか
研究は頑張っても期待通りの結果が出るわけではありません。悩んだり苦しんだりしても、簡単にわかることよりも、苦労してわかることの方がわかった時は嬉しいと思い、研究を続けることが大切だと思っています。
3)今の職業に就いていなければ何をしていると思いますか
大学で地学を専攻したのは、いろいろな所に旅行に行けそうだという不純な動機でした。旅行に関係した仕事をしているかもしれませんね。
4)座右の銘や本などがあればご紹介ください
座右の書というわけではありませんが、藤原正彦さんの「若き数学者のアメリカ」を大学4 年生の時の1年間のカナダ留学中に読んで、外国で学ぶ日本人のひとりとして励まされました。勉強がさほど好きでもなかった私ですが、このときに、大学院進学を考えるようになりました。
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