3.第二次大戦後の自動車開発からマイカー元年 第二次大戦後、国産自動車づくりが着実に成長し、人々がマイカーを手に入れられる時代になっていきます。
GHQの製造統制解除から“国民車構想”を経て、日本のモータリゼーションが本格化。昭和40年代に入ると、各国産車メーカーを代表する車が次々と発表され、日本車は世界に進出できる優れた性能を持つようになりました。
↑<1955年製フジキャビン
/日本自動車博物館所蔵>
富士自動車生産の3輪自動車。当時としては画期的な、フルモノコック仕様。
↑<1955年製フライングフェザー
/トヨタ博物館所蔵>
合理的なスタイリングと必要最小限のメカニズムで動作する、機能的な経済車。個人で楽しむには時代が早すぎ、わずか200台ほどで生産が打ち切られました。
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4.新たな自動車開発の視点 各メーカーのコンセプトカー(期間により、展示車両が変わります)と共に、今後の日本の国産車づくりの方向と可能性について探ります。 協力:トヨタ、ホンダ、ダイハツ、スズキ、富士重工業、ニッサン
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