ミンククジラの胃に寄生するアニサキス
提供:日本鯨類研究所
アニサキスの成体は、クジラやイルカの胃に寄生している。アニサキスの幼生はオキアミの体内ですでに感染型に成長しているが、それらがオキアミを食べる魚やイカの体内に集積される。北太平洋産のミンククジラは、オキアミだけでなく魚やイカを大量に食べるため、このおびただしい数のアニサキスを宿すことになる。