オガサワラタマムシ

小笠原諸島の固有昆虫

小笠原諸島に生息する特徴ある動植物の中で、昆虫はその種類も多く、多数の固有種が発見されている。そのうち、学術的にも貴重で、小笠原の昆虫相を代表するにふさわしい次の10種類の昆虫が、地域を定めない種指定の天然記念物に指定されている。オガサワラシジミ、オガサワライトトンボ、ハナダカトンボ、オガサワラトンボ、シマアカネおよびオガサワラタマムシは昭和44年指定、オガサワラセスジゲンゴロウ、オガサワラクマバチ、オガサワラアメンボおよびオガサワラゼミは昭和45年に指定された。オガサワラシジミ、オガサワラトンボ、ハナダカトンボなどは近年減少が特に著しく、絶滅が心配されている。

 

 

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