北海道の大雪山とその周辺の高山帯に限って生息するチョウ類で、国外では北極圏を取り巻くように分布している。ウスバキチョウはアゲハチョウ科の小型種で、翅の開張は50〜60mm。国外では朝鮮北部、中国の大興安嶺、ロシアの沿海州からシベリアおよび北米のアラスカに分布する。幼虫はケシ科のコマクサを食べる。
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