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蓄音機(付属品付)
蓄音機(付属品付)
■件名
蓄音機(付属品付)
■契約担当役の氏名
契約担当役平野仁司
■契約締結日
2009/03/02
■契約の相手方の氏名及び住所
機巧堂
大阪府寝屋川市仁和寺町31−54
■契約金額(支払見込額)
2,170,000円
■随意契約の理由
一般的に蝋管と言われるシリンダー型のレコードを用いた蓄音機である。蓄音機は、米国のトーマス・A・エジソンが1877年に錫箔を用いたフォノグラフを発明したことに始まる。1885年になって、アレキサンダー・G・ベルらが改良型のグラフォフォンを発明すると、エジソンも1887年にフォノグラフを改良して、蝋管式蓄音機の時代が本格的に始まった。1888年にベルリナーが平円盤型のレコードを使うグラモフォンを発明するが、しばらくは幾多の貴重な音源が蝋管により録音された。本機は、エジソンのスタンダード型のひとつでポピュラーなモデルであるが、本機のように欠損が無く完動のものは少ない。また、付属している蝋管は、時代や素材のより数種類あるが、保存が極めて難しいものも含まれており、希少である。これらは今後期待される再生・復元研究において、極めて重要な資料である。
なお、これらの物品は、(有)機巧堂が所有している。よって、独立行政法人国立科学博物館会計規程第14条第3号により、同社を契約の相手方として選定するものである。
■再就職の役員の数
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