講演会
「栽培化を自然科学から探る」

講演会「栽培化を自然科学から探る」

毎日、私たちは食用生物、観賞生物などいろいろな生物を食べ、文化に取り入れて生活しています。しかし、これらの生物の多くはもともと野生種で、私たち人間が、私たちにとって利用しやすいように変えてきました。これを栽培化(または、「飼い慣らし」、「ドメスティケーションdomestication」)といいます。

講演会では、今日私たちが利用している野菜、観賞植物、菌類などの栽培化について自然科学からのアプローチによる話をします。講演を聞けば、ふだんの生活のなかで新たな発見があるかも知れません。

講演会情報

開催日
2024(令和6)年12月7日(土)
開催場所
国立科学博物館(上野公園)
日本館2階 講堂
定員
100名(先着順)
対象
どなたでもご参加いただけます
(内容は小学校高学年以上に合わせた内容です)
費用・入館料
講演会は無料です。
ただし会場にお越しの場合、通常入館料(一般・大学生630円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要です。
お申し込み
WEB申し込みフォームに必要事項を記入の上、お申し込み下さい
受付締切日
2024(令和6)年11月30日(日)
※締切日より前に定員に達した場合、受付終了となります
問い合わせ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1
国立科学博物館 植物研究部(國府方 吾郎)
TEL: 029-853-8423 メール:natcul@kahaku.go.jp

アクセス

所在地
東京都台東区上野公園 7-20
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お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • JR「上野駅」公園口から徒歩5分
  • 京成線「京成上野駅」正面口から徒歩10分
  • 東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」7番出口から徒歩10分
  • ※館内に駐車場および駐輪場はございません
国立科学博物館アクセスマップ

タイムスケジュール

① 13:00~13:10
「はじめに」

國府方 吾郎(国立科学博物館 植物研究部)

② 13:10~13:40
「野草から食卓へ:トマトの品種と歴史をひもとく」

矢守 航(東京大学 大学院農学生命科学研究科)

トマトと光合成とドメスティケーション

③ 13:40~14:10
「沖縄伝統野菜ンジャナの栽培系統と野⽣系統」

國府方 吾郎(国立科学博物館 植物研究部)

沖縄伝統野菜ンジャナの栽培系統と野生系統の関係は?

④ 14:10~14:40
「ドウダンツツジとアシタバの遺伝的多様性と栽培起源」

堤 千絵(国立科学博物館 植物研究部)

観賞植物ドウダンツツジの起源

⑤ 14:40~15:10
「コウジカビの起源を探して」

細矢 剛(国立科学博物館 植物研究部)

コウジカビを飼い慣らす

⑥ 15:10 ~15:30
「総合討論」

細矢 剛(国立科学博物館 植物研究部)