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産業技術史講座(上野本館で開催) 産業技術史資料情報センター
11/11(土)

見えないX線を見えるデバイスの変遷で発展したX線管装置の技術の系統化調査

前産業技術史資料情報センター 主任調査員/神戸 邦治
受付終了
X線は、1895年レントゲン(Röntgen, Wilhelm Conrad:独)が発見した。物質を透過するという性能から医学に応用され、特に、国を挙げて取組んだ結核への対応が広く国民にその必要性を認識させた。太平洋戦争後は、食生活の改善による環境変化から、ガン、心血管など微細な病巣診断の要求が高まり、小焦点で高出力の回転陽極X線管へと変遷し多くの術式を生みだし、1980年以降は、CT(Computed Tomography)とFPD(Flat Panel Display)の使用が本格化しX線画像は影絵と呼ばれるアナログからデジタルの時代となった。本講座では、関連技術を点と点で結びX線管装置の技術史を紹介する。
時間 14:00〜16:00 (開場は13:30)
会場 国立科学博物館(上野) 地球館3階講義室
定員 40名
対象 一般(高校生以上)
締切日 10月28日 (消印有効)
申込方法 往復はがき