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翡翠展−東洋の至宝−
展示案内

第4部 翡翠の魅力
 中国の皇帝たちが愛した翡翠は、明治の末から日本に大量に輸入され、一代ブームを引き起こしました。現在の日本でも、翡翠の宝飾品は非常に人気が高く、愛され続けています。大正時代前後に持ち込まれた翡翠の装飾品をはじめ、現代のネックレスや指輪、ペンダント、ブローチなど華やかなジュエリーを紹介します。果物や野菜、魚や麒麟などをデザインした工芸品も数多く展示し、人々を魅了してやまない翡翠の美しさをお届けします。

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翡翠のネックレス
 (株)ミキモト・所蔵

 (株)ミキモトが1950年代の戦後復興期に、海外の顧客のオーダーを受けて製作しました。翡翠ならではの深い精神性を感じさせる美しいグリーンと、様々なカットをほどこしたダイヤモンドの光の波が、エキゾチックな幾何学模様を生み出しています。ペンダント部分をブローチに、ネックレスの部分を2つのブレスレットにそれぞれ使うことができ、多機能な宝飾品となっています。
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オリンポス 聖なる大樹の葉
  個人蔵
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指輪
  全国宝石学協会出品
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タイコール帯留兼ブローチ
  全国宝石学協会出品

 他の宝石に比べ加工がしにくい翡翠ですが、宝飾品としての需要は高く、多くの方に愛されています。本展では、趣向を凝らした、珍しい翡翠の宝飾品も多数出品されます。
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第1部:翡翠の科学 | 第2部:翡翠の文化史 | 第3部:中国(清)の翡翠玉器 | 第4部:翡翠の魅力


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