さまざまな光の波長で輝き続ける星。最新の望遠鏡や観測衛星がとらえた宇宙の光を波長ごとに分けダイナミックに展示紹介。宇宙から降り注ぐ多様な光の世界へ誘います。
多くの人を魅了してやまないオーロラの光。その輝きには、私たち人類への重要なメッセージが含まれています。オーロラの最新観測成果や観測拠点とのリアルタイム中継、オーロラシアターなどを通して、オーロラが知らせる太陽と地球の関係、そして運用が進む宇宙天気予報の最前線を紹介します。
地球46億年の活動の中で生まれた鉱物の光。国立科学博物館と糸魚川フォッサマグナミュージアムが所蔵する蛍光鉱物を一堂に集め、国内では最大級の規模で展示します。ルビーやオパール、方解石や蛍石、珪亜鉛鉱などの蛍光鉱物が織りなす妖しい輝きを体感できます。
下村脩氏のノーベル化学賞受賞で注目を集めた蛍光タンパク質。その応用研究の中で生み出された「光るシルク」で作った十二単風舞台衣装や「光る繭」でデコレーションしたクリスマスツリーを展示。また、可憐に「光る花」トレニアを世界初公開します。未来を彩る新しいイルミネーションの輝きを体感してください。
蛍光タンパク質をもつサンゴや光る魚など、美しく光る発光生物の展示もあります。
2014年から15年は、天文学の父でオーロラの名づけ親ともいわれるガリレオ・ガリレイ誕生から450年、アインシュタインの一般相対性理論発表から100年など、光研究のメモリアル・イヤーです。
ガリレオ、ニュートン、レントゲン、アインシュタインなど、多くの有名な科学者が挑んだ光の研究の歴史を、貴重な当時の著書の展示を通して紐解きながら、光の正体に迫ります。
黄砂の観測には光技術が使われていることを知っていますか? また、普段は意識することのない1秒という時間の定義にも光の技術が凝縮されています。 宇宙や地球の光と人類の活動をつないで生み出される光のパワーを、光の応用技術とあわせて紹介します。