ETL Mark Ⅵ用回路基板
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1960年代、電気試験所(現:産業技術総合研究所)製
超高速コンピュータの開発を目指して、電気試験所(現:産業技術総合研究所)で1959年末から開発が始まったETL Mark Ⅵの回路基板です。 Mark Ⅵの開発では先導的な研究・開発を行っていたため、その過程で先行して1961 年10 月にエサキダイオードによる高速記憶装置やページアドレス方式などを試すためのプロトタイプETL Mark Ⅵ P が完成しました。その後も開発は継続され、ETL Mark Ⅵが完成したのは1965、1966年頃になりました。本体は現存していませんが、主要回路基板7枚と記憶装置2種が保存されています。