HITAC10 システム

1969年2月発表、日立製作所製
重量:40 kg
1語:16ビット(オプション32ビット)
サイクルタイム1.4 μs、加減演算2.8 μs、基本命令数16(オプションで12命令追加可能)
HITAC 8000シリーズの技術を応用て開発された我が国初のミニコンピュータです。H-1610形処理装置(本体)とH-9331-41DF形データタイプライタで最小のシステムを組め、最大64台までの入出力装置が接続可能でした。回路素子にはオールICが、記憶装置には磁気コア(容量は4K語ー32K語)が採用されました。
広い用途に使われ、個人使用の科学技術計算の他、機器組込み制御装置として、監視制御、自動制御や計測器等、多岐に渡って使用されました。