ゼロックス・モデルA複写機
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米国のチェスター・フロイド・カールソン(Chester Floyd Carlson、1906-1968年)は、electrophotography(電子写真法)、後にxerographyと呼ばれる近代的な複写方式を1938年に考案しました。複写機の主要な原理の一つであるこの帯電、原稿露光、粉末現像、転写、定着から成るプロセスを応用したxerographyが1948年に発表され、その後そのプロセスを具現化した複写機Model Aがハロイド社(Xerox社の前身)から発売されました。