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理工電子資料館

HITAC5020 試作1号機

1964(昭和39)年
 日立製作所製。科学技術計算だけでなく事務計算にも適するように開発された我が国初の大型汎用電子計算機です。東京大学で真空管式計算機TACの開発にかかわった村田健郎と中澤喜三郎らが日立製作所に入社し開発を先導しました。京都大学、電電公社(現NTT)や東京大学など、国内の多くの機関に導入されました。加減算を一秒間に約5万回できる処理能力をもち、外国機ともそん色ない性能でしたが、現代のパソコンとは比較になりません。

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