MELCOM1101形ディジタル電子計算機

昭和35年発売、三菱電機株式会社製
縦横高[mm]:700×800×1800
論理回路素子:Geトランジスタ約3,500個、Geダイオード約4,000個
主記憶:磁気ドラム(容量約4,000語)
1語33ビット、スタティック論理、2進直列、ストアードプログラム式
MELCOM1101は、パイロットモデルであるMELCOM LD1を元に開発され、三菱電機の最初の商用ディジタル・コンピュータとして1960年に完成しました。記憶装置として遅延線形磁気ドラムを装備しています。高速演算処理に優れたコンピュータでした。1961年から販売が開始されましたが、所蔵品は1964年から学習院大学で使用されていた実機で、その後当館に寄贈されました。